融通がきく、湯治。

2014年も間もなく終わり。今日は2014年の冬至ですね。皆さんご存知かとは思いますが、冬至とは北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日で、日照時間が最も短くなる日です。1年で最も日が短いということは、明日から日が長くなっていくということ。冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が蘇ってくることから、「一陽来復」といって、冬至を境に運が向いてくる、みんなが上昇運に転じる日だそうです!しかもしかも、今年2014年の冬至は「朔旦冬至(さくたんとうじ)」といって、19年に1度、新月(朔)と冬至が重なる日で、月の復活と太陽の復活が重なる日ということで、大変めでたい日とされているそうですよ(^o^)/

冬至と言えば、かぼちゃと柚子湯ですよね!施設でもお風呂には柚子がプカプカ浮いていました。(写真はわかりやすいように私が浮いている柚子を取り上げました(^^;)ほのかに香る柚子の香りがいいですね。柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。こうした語呂合わせから柚子湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼び込む前に厄払いするための禊(みそぎ)です。柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。さらに、芳香によるリラックス効果もあるようです。とにかく今日は特別な日。一年の厄払いの意味でも柚子湯に入ってみるのもいいですね。