お詫びしますm(__)m

今日は2月3日、節分です。利用者さんの昼食には太巻きが提供されています。美味しそうです。ただこの太巻きの習慣、いつからどこからだったのでしょう...(・・?私の子供の頃はそんな風習ありませんでした。でも海苔巻きが好きな私は毎月あっても大歓迎ですね。

さて、今日はこの場をお借りしてお詫びです。何かと申しますと...先日発行させて頂きました当施設の広報誌「てとてとて」№43についてです。その広報誌のなかで今回酉年の利用者さんのインタビュー記事がありました。その利用者さんからご指摘いただきました。「私は”申年”のはずだ。」と。その利用者さんのお誕生日は大正10年2月1日。汗が出ました。あれ?でも大正10年生まれは酉年さんのはずだけど...(・・?(・・?  調べました!...無知な私を恥じています(猛反省中です)。

本来、干支は旧暦で考えるものだそうです。干支がある中国や他の国では正月もいわゆる旧暦で行っていますね。旧暦では、十二支の変わり目は節分と立春なので、昔は(明治より前は)太陰暦(天保暦)でしたから、太陽暦でいう1月1日から節分までは太陰暦では前年の干支となります。したがって、立春以降の生まれが、その年の干支となります。旧暦方式(天保暦)の干支でいうなら、現在の西暦でいう2月3日(節分)までの生まれまでは、「前年の干支」になるというわけです。 旧暦太陰暦では、「1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、10~12月が冬」と区分されていました。
節分の翌日が立春で、旧暦では正月です。つまり明日から正月ということになりますね。古代中国において「立春を元旦」とする暦があります。中国は現在でも伝統的な行事は全部旧暦で統一しています。なぜか日本では、新暦と旧暦が混ざっていますから、かならずしも旧暦には拘りません。  
占い、厄年、干支については、国で決めたものではなく、どれを使うかは個人ごとの意志によりますから、どの時点で干支を区切るかは、各人ごとに異なっても構いませんが、今回のご指摘についてはその通りです。勉強させて頂きましたm(__)m