6年経って。

あれから6年です。今日の14時46分、市内には黙祷のサイレンが鳴り響きました。地元新聞は別冊で伝えています。あの日あの時、あなたは何をしていらっしゃいましたか?この時期になると利用者さん、職員同士でそんな話題になることがあります。あの日は金曜日だったから、ここにいたよと通所リハビリの利用者さんは話しておられました。そのあと、津波から非難するために高台の福祉センターの駐車場で不安な夜を過ごしたそうです。私も市内を通る久慈川が逆流している光景に目を疑いました。久慈市は幸い他市町村に比べて人的にも物的にも大きな被害ありませんでした。当時は数日間停電、断水等ライフラインが寸断され、津波の被害がどれほどのものかわかるまでに数日かかりました。今の当たり前の生活が当たり前ではないことを常に胸に留めながら、また今もなお被害を受けた心の傷が癒えない方が大勢いらっしゃることを忘れてはいけませんね。